【プロフィールムービー】学生時代の写真の選び方と「ないときはどうする？」を解説
プロフィールムービーは、新郎新婦おふたりの赤ちゃんのころから現在までを振り返りながら、ゲストに生い立ちを紹介する演出ムービーです。
そこで、プロフィールムービーを作るにあたって、特に新郎新婦さまを悩ませるのが写真選び。
写真の内容次第で、プロフィールムービーをうんと盛り上げることができますからね！
ゲスト目線で考えると「こっちの写真がいいかも！」「いや、こっちの方が！？」とたくさんある写真の中で迷ってしまう人もいれば、逆に「学生時代の写真なんてないよ…」という新郎新婦さまもいらっしゃいます。
そこで今回は、プロフィールムービーの中でも中核にある学生時代の写真について、選び方のポイントや、学生時代の写真が見つからなかった時の代わりになるアイデアをご紹介します！
『プロフィールムービーに学生時代の写真を使いたい』よくある質問
ここでは、筆者がプランナー時代に新郎新婦さまからいただいた“プロフィールムービーに学生時代の写真を使うときによくある質問”をご紹介していきます＊
Q:「プロフィールムービーに集合写真を使うのはあり？」
学生時代の友だちがたくさん結婚式に出席してくれている場合「集合写真を使って、まるっとみんなを紹介するのはアリですか？」と質問されることがよくありました。
答えは△
全くダメではないけれど、できれば避ける方がベターといえます。
なぜなら、集合写真は一度に多い場合は30人以上が並んでいる写真です。
プロフィールムービーで、1枚の写真が流れる時間はたった5秒程度。
恐らく、集合写真に写っている本人でも5秒で自分を探すのはせわしないはずです。
ましてや、その集合写真をプロフィールムービーで初めて見る他のゲストにとっては、恐らくその5秒の中で新郎新婦さまを探すことすら難しいでしょう。
そんな理由から、学生時代の写真とはいえ、集合写真はあまりおすすめできません。
Q:「一枚に最大何人くらい写っている写真がいい？」
出来るだけたくさんの学生時代の友だちをプロフィールムービーで紹介したい場合は、1枚で色んな人が写っている写真を使いたいですよね。
ベストは多くて5人前後。
これ以上多くなってしまうと、初めてその写真を見るゲストは短時間で新郎新婦さまを見つけることが難しくなってしまう可能性があるからです。
もし5人以上写っている写真を使う場合は、トリミングをしたり、新郎新婦さまの部分をズームアップするなど工夫をしてあげましょう。
Q:「プリクラやチェキの写真がたくさんあるんだけど」
学生時代にプリクラやチェキがはやった世代の方は「プロフィールムービーに使える？」と思われる方もいますよね。
実際、筆者も何度も新郎新婦さまに質問をいただきました。
プロフィールムービーは、写り方の美しさも大切なポイント。
プリクラやチェキは、スマホやパソコンの画面で見ている分には違和感は感じないかもしれません。
けれど式場の大きなスクリーンに映ると、画像の悪さが際立ってしまいます。
ですので、プロフィールムービーの学生時代を振り返る写真としては、チェキやプリクラはあまりおすすめできません……。
Q：「学生時代の写真の枚数に差がある！どうすれば…」
プロフィールムービーの写真は『新郎生い立ち』『新婦生い立ち』『ふたりの馴れ初め』とそれぞれのシーンごとに、目安となる写真使用枚数はあらかじめ決めておくと◎
ですが、その写真の範囲内であれば、学生時代や社会人時代など時代ごとの写真のばらつきがあってもOK。
ですので、学生時代の写真の枚数が、新郎新婦さまそれぞれ違っていても全く問題ありません。
『プロフィールムービーに使えそうな学生時代の写真がない！』そんなときには
筆者がプランナーのときも「プロフィールムービーに使えそうな学生時代の写真が見つからないんです！」とおっしゃる、特に新郎さまが多かったです。
「実家に帰れば、色々見つかるんだろうけど……」
と、お忙しくてプロフィールムービー用の学生時代の写真を見つける時間がないという方もいらっしゃいました。
この記事を読んでくださってる方の中にも、同じような思いをなさってる方がおられるのではないでしょうか？
結論を先にお伝えすると、学生時代の写真はなくてもOK！
無理に学生時代のシーンを作らなくても問題ありませんよ！
ここでは、プロフィールムービー用の学生時代の写真がない場合は、どんな方法でフォローすればよいか解説していきます♪
1.学生時代のシーンをイラスト化する
まず一つ目は、学生時代のシーンをその部分だけ写真ではなくイラストで紹介する方法です。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=9aIjXMYzinc
こちらのプロフィールムービーは、全体をイラスト化されたものなんですが、このようにすべてイラスト化しなくても
「新郎の中学生時代は 人生最大の照屋さんだったころ」
「写真は大の苦手だったため しばらくイラストでお楽しみください」
なんて案内のあとに学生時代の思い出を、イラストで振り返ってみてもゲストは楽しんで見ていただけるかも＊
2.学生時代の思い出をインタビュー形式で入れてみる
プロフィールムービーは、写真だけではなく動画を使ってもOK！
もし学生時代の写真がない場合は、当時の思い出をお互いインタビュー形式で振り返る動画を撮影してみるのはいかがでしょう？
同じく、学生時代のエピソードをご家族にインタビューしても◎
当時の面白エピソードや思い出など、インタビューして初めて「そうだったの！？」と思われるコメントがもらえるかもしれません！
3.家族紹介の時間を作ってみる
特にご親族中心の少人数ウェディングの場合おすすめなのが、学生時代のシーンがない分、家族紹介のシーンを作ること。
例えば、ご両親の結婚式の写真から振り返ってみるのもおすすめです。
きっと当時の結婚式に出席なさったご親族もいらっしゃいますよね。新郎新婦おふたりの懐かしエピソードだけではなく、さらにさかのぼった懐かしい思い出を振り返ることもできます♪
まとめ
プロフィールムービーに使う学生時代の写真について、学生時代の写真が無いときの対処方法についてご紹介しました。
結婚式のゲストに学生時代の友だちが出席している場合には、一緒に当時の思い出を懐かしむためにもプロフィールムービーに写真を使うことをおすすめします＊
その場合は、クラス写真などの集合写真ではなく、多くても4～5人のグループ写真が◎
もし学生時代の写真がない場合には、学生時代のシーンをそのままなくしてもOK！
当時の思い出を振り返るインタビューにしてみたり、イラスト化する方法もあります。
学生時代のシーン分の時間を使って、家族紹介シーンを作ってみても、家族みんなの思い出にもなりますね。
プロフィールムービーは新郎新婦さまの紹介をするだけではなく、当時の思い出をゲストと一緒に振り返るツールでもあります◎
ゲストみんなが楽しめる演出になるよう、工夫してみてくださいね！
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